こんぴら観光まちづくり検定合格者インタビュー:廣田 美登里さん

第1回検定試験 成績優秀者インタビュー   /  廣田 美登里さん/琴平町上櫛梨在住

― こんにちは。まず、こんぴら観光まちづくり検定を知ったきっかけと、受検しようと思った理由を教えてください。

                                                             

約2年前から金毘羅宮でボランティアガイドを時々しており、日本政府観光局からグッドウイルガイドの認定書とバッジもいただいています。ただ、1人で活動することに少し限界を感じていた時期がありました。そんな時、友人が「あなたならきっと飛びつくはず」と、この検定を勧めてくれたのです。実際に内容を知ると、「まさにこれだ」と思い、迷わず受検を決めました。

 

― なるほど、金毘羅宮のボランティアガイドなど既にガイドとして活躍されていらっしゃるのですね。受検を決めてからはどのように勉強しましたか。

 

公式のテキストを真っ先に入手して読み進めると、自分の知らなかった琴平の歴史や場所がたくさん紹介されていました。そこで、実際にその場所へ足を運び、一つひとつの歴史を現地で感じながら学びました。年齢的に記憶するのは大変でしたが、知らなかったことを新しく知ることが、何よりのモチベーションになっていたように思います。

 

―こんぴら観光まちづくり検定は合格された方に認定ガイドとして活躍して頂くことを目的の一つとしているので、「琴平まちかどナビ」の学習のみならず、実際に町内各地へ足を運んで頂いたというのは観光まちづくり協会としても有難いです。受験準備も楽しみながら進めて頂いたということですが、実際にこんぴら観光まちづくり検定の学習のなかで新しく知った、あるいは印象に強く残った「琴平の魅力」について教えてください。

 

一番印象に残ったのは、「こんぴら街道」です。存在自体は以前から漠然と知っていましたが、江戸時代から続く丸亀街道、多度津街道、高松街道、阿波街道、そして伊予土佐街道と、それぞれに深い歴史があることを学び、改めて琴平の魅力を実感しました。各地の港から多くの人々がこんぴらさんを目指して訪れていたということは、とても誇らしく、後世に語り継ぎたい大切なものだと感じています。

― 琴平で好きな場所はありますか?

 

それは、もう一択で「如意山」です。琴平の北の端に位置し、麓には櫛梨神社があります。この山の西側の道路はよく利用していたにもかかわらず、山の名前さえ知らず、そこから見える素晴らしい景色の存在も知りませんでした。しかし、この検定のおかげで、その景色に初めて出会うことができました。山の南側には象頭山から連なる阿讃山脈が広がり、北側には讃岐富士や瀬戸内海、そして瀬戸大橋まで一望できます。桜の木も植えられていて、春にはまた違った美しさを楽しめます。琴平を訪れる方には、ぜひ立ち寄ってもらいたい場所です。

 

― ご自身のお仕事や日常生活でこんぴら観光まちづくり検定の勉強での学びが活きている部分はありますか。

 

検定の勉強を通して琴平の歴史や背景を深く知ったことで、日常の中で物事を見る視点が変わったように感じています。何気ない風景の中に、歴史の痕跡を探すことが増えました。 忙しい日々の中でつい見落としてしまいがちなものを、改めて眺めるようになったことは、自分にとって大きな気づきでした。こうした気づきが、日々の暮らしに静かな彩りを添えてくれているように思います。

― 早速特派員にも登録いただいたようですが、今後、どのように特派員として発信していきたいと考えていますか

 

正直なところ、「特派員」というものは全く私の知らない世界でした。今回、このように協会の方から機会を与えられ、自分の経験や感じたことを公の場で発信する日が来るなんて夢にも思いませんでした。これからは、協会の方々と連携しながら、SNSのような新しい手段も取り入れつつ、県内外のさまざまな地域で活動されている方々ともつながりを持ちながら、琴平の魅力を自分なりに伝えていけたらと思います。

  

 

― 最後に、これからこんぴら観光まちづくり検定の勉強をされたいという方へメッセージをお願いします。

 

まずは、公式テキストを手に取ってみてください。そこには琴平の歴史や魅力が丁寧にまとめられていて、読み進めるほどに新しい発見があります。そして、ぜひ実際にゆかりの地を歩いてみてください。本で知ったことが景色とつながり、琴平をより好きになるはずです。まさに「好きこそものの上手なれ」の精神で、思いきり琴平の町を歩き尽くしてみてください。

 

プロフィール

廣田 美登里さん

琴平に生まれ、これまで一度も住所が変わることなく暮らしてきた、生粋のネイティブ琴平人です。自営業を15年余り営んでおりましたが、5年ほど前にリタイアし、今は家でガーデニングや英語の勉強をしながら日々を過ごしています。金毘羅宮の祭神の一人である崇徳上皇を敬愛しており、上皇について学んだことを、ささやかな形で発信することもあります。

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