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幻のことでん琴平駅と榎井駅間の複線化

ことでんの榎井駅で下車すると奇妙な風景が目に留まる。一つは、駅のホームの反対側にホームの残骸のようなものがあり、もう一つは琴電琴平駅方向の線路に沿って空き地が続いていることだ。まるでもう一本線路があったかのような錯覚を起こさせる。

さらに北野町団地の東にあることでん琴平線とJR土讃線とが交差する高架の下にはことでんの線路を挟んで南北にスペースがあり、北側は旧琴平急行電鉄の線路跡、南側はことでんの複線化用地とのことである。

この琴電の複線化用地の延長上に榎井駅から続く空き地がつながっているように見える。
これは榎井駅と琴電琴平駅間を開業当社は複線化するつもりで準備していたのではなかろうか。榎井は昔から丸亀街道や高松街道を通る参詣人が多く集まるところであったため、これらの人々に電車に乗ってもらおうと考えたのではないか。しかし、昔は琴平行き路線はことでん以外に3路線があり競争が激しかったため、複線化を断念したのではないか。
近年、ことでんは利用客の利便性向上のために複線化を進めており、すでに複線化が完了した高松築港~栗林公園間および三条~太田間に加えて、2026年3月に栗林公園~三条間が複線化された。さらに太田~仏生山間の複線化が2027年2月に予定されている。インバウンド観光客の増加で琴平への観光客増加が期待されている中、仏生山~琴平への複線化が実現するのはいつのことか。

カテゴリー:ことひら百景  エリア:榎井

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