「こんぴら街道」をご存知でしょうか。その昔、全国からこんぴらさんをお参りするために歩いて来た道です。こんぴら街道は、「丸亀街道」「高松街道」「多度津街道」「阿波街道」「伊予土佐街道」が主な五街道となります。今回はそのうち丸亀街道についてです。
丸亀市南条町にある案内板
琴平から丸亀までは約12km(3里)あり、江戸、京、大阪方面からの人々で賑わったそうです。丸亀市南条町には「こんぴら湊 まるがめ街道」の案内板があり、写真や絵図で現在も残る道標、丁石、灯籠などの事や当時の事を知ることができます。
そこから少し行くと中府の大鳥居があります。ご存知の方も多いのではないでしょうか。
中府の大鳥居
では、ここから更に丸亀街道を進んでいき、丸亀街道のほぼ中間地点にまで進みます。ここには、「与北の茶堂跡」があります。この茶堂は、丸亀街道で一番大きな茶堂だったそうです。また、入口にある石灯籠(現在見られるのは復元されたもの)は街道中最大だそうで、圧巻の大きさです。是非、ご覧になってください。当時この茶堂では、旅人が休憩したり交流を深めたりしたそうです。疲れた体を休めながら、これから金刀比羅宮へ向かう方、参拝を終えて帰路につく方々が道中の話などで盛り上がったのではないでしょうか。
与北の茶堂跡にある石灯籠
丸亀街道道中には、この他にも丁石や灯籠、道標が数多く残されています。それらを探しながら、当時の旅人たちに思いを馳せ歩いてみてくださいね。
〜後記〜
今回、初めて丸亀から琴平まで丸亀街道を通りました。普段何気なく見ていた丁石や灯籠、その他にも、「あっ!こんな所にもあったんだ」という発見がありました。生憎の曇り空の日ではありましたが、当時の人々の事を思いながらの道中はとても楽しかったです。身近でありながら、知らなかった事が多く、とても良い機会となりました。


