へんこつ屋(へんこつ茶屋)
銘菓販売・お休み処
大正初期創業のこんぴらで最も古い和菓子店。
当地で「へんこつ」とは、曲がったことが大嫌いな頑固者のこと。へんこつまんは、この方言を若い頃からこよなく愛し、生涯自称「へんこつおやじ」で通した初代が。大正の初め生地こんぴらさんの麓で発売したものです。
機械による大量生産を慎み、今なお純手造りにこだわり、その風雅にて素朴な味覚は、世に知られて久しく、陛下皇室をはじめ、こんぴらさんを訪れる人々にご賞味いただいております。
店舗名 |
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へんこつ屋(へんこつ茶屋) |
住 所 |
香川県琴平町新町240 |
営業時間 |
09:00~18:00 |
定休日 |
年中無休 |
電話 |
0877-75-2343 |
駐車場 |
近くに駐車場があります【無料】 |

へんこつまん と 栗羊羹

門前町に明治期建築の町屋造りを今に伝える、奥の深いうなぎの寝床のようなお店

昭和27年天皇陛下行幸記念の額
純手造りの名物 へんこつまん と 栗羊羹
吟味された最高の素材でつくられた純手造りの名物 へんこつまん 栗羊羹
「へんこつまんじゅう」の味の秘密は、素材へのこだわりと徹底した手造りです。
北海道の大納言小豆を使った餡は練り上げた後に時間をかけて熟成させた独特の風味が特徴で黄身ねりのしっとりした生地との相生は最高です。
昭和天皇はじめ宮様方も召し上がられた献上品。大正3年創業、100年近く続く老舗菓子店です。
守りぬかれた伝統の味を是非ご賞味ください。
- 店の奥は落書部屋ほか数部屋ありゆっくり一服していただけます。
- お抹茶セット(へんこつまん 栗羊羹)付650円(税込)
- 栗ぜんざい(小豆の風味豊かな栗餡入りぜんざい)650円(税込)
文化庁登録の有形文化財の建造物

建物すべてが文化庁登録の有形文化財の建造物
客室が5部屋あり、どの部屋も大正期の文化財の価値のあるものです。また階段や通路などにも当時の雰囲気が色濃く残されています。
写真は1階奥のお茶室「落書部屋」
1階奥突き当たりの6畳の和室「落書部屋」とも呼ばれています。お客様が旅の思い出を半紙に思い思いの内容を墨落書きして、天井や壁などに、構造が見えなくなるほど上から上から幾重にも貼り付けておりますが、墨と半紙の色合いが美しく、重なった紙がふわりとした柔らかい雰囲気を醸しています。

写真は石松30石部屋
2階の6畳和室で、森の石松代参詣にちなんで「石松30石部屋」と呼ばれています。三の字に湾曲し架かる小屋梁とその上にブォールト天井の網代組湾曲弓形細工で珍しい造りです。
歴史を語る写し呑象楼部屋
2階の一番奥の8畳間は、琴平の勤王家、日柳燕石の呑象楼を模した「写し呑象楼部屋」があり、勤王志士の坂本龍馬や日柳燕石の遺品、馬具、観音像などが並び、ちょっとした歴史資料部屋のようです。